「新型コロナウィルス対策」特別対応期間中の祈りについて

主にある兄弟姉妹の皆様へ

2020年3月21日

神戸教区主教 オーガスチン 小林尚明

主の平和がありますように。

今回のコロナウイルス感染拡大によって、神戸伝道区の多くの皆様には自宅での主日礼拝をお願いしています。
また神戸伝道区以外の方でも、ご自身の体調により教会での主日礼拝を自粛されておられる方もあります。
一日も早く感染拡大が止まり、安心して主日礼拝が守れる時が来ることを祈っています。

 そうした中で複数の方から、ご自宅での主日礼拝の守り方について、問い合わせがありました。
以下に主日の特祷、聖書箇所を記しておきますので、ご自由にお用いください。
またお祈りの最後に主の祈りを唱え、コロナウイルス被害のお祈りも自由にお祈りください。

 また教会に来て祈りたいという方は、それも許されていることをお伝えいたします。
牧師に自宅まで来て祈ってほしいという方も、ご遠慮なく牧師までお申し付けください。

 私たちは今、大斎節を過しています。十字架に向かわれる主イエスを見つめ、復活の主を目指して歩みたいと思います。
 主の恵みが皆様の上に豊かにありますように祈ります。

大斎節第4主日(3月22日)特祷

恵み深い父なる神よ、み子は、すべての人のまことの命のパンとなるために、天からこの世に降られました。どうかこの命のパンによってわたしたちを養い、常に主がわたしたちのうちに生き、わたしたちが主のうちに生きられるようにしてください。父と聖霊とともに一体であって世々に生き支配しておられる主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン

 旧約聖書:サムエル記 上16:1-13

 使徒書:エフェソの信徒への手紙5:8-14

 福音書:ヨハネによる福音書 9:1-13,28-38

大斎節第5主日(3月29日)特祷

全能の神よ、み子イエス・キリストは大祭司として来られ、その血をもって至聖所に入り、ただひとたび永遠の贖いを全うされました。どうかご自身を神に献げたキリストの血によって、わたしたちの良心を死に至る行いから清め、あなたに仕えさせてください。主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン
 旧約聖書:エゼキエル書 37:1-3、11-14

 使徒書:ローマの信徒への手紙 6:16-23

 福音書:ヨハネによる福音書 11:17-44

*新型コロナウイルス被害の為の祈り

「世にある人、世を去った人の主なる神よ、新型コロナウイルスによって命を失った人々のために祈ります。
どうか彼らがすべての重荷から解放され、あなたの御手の中で安らかに憩うことができますように。
家族を失った人々に主の慰めが与えられますようにお願いいたします。
またこの感染症によって苦しみ、不安の中にある人々を覚えて祈ります。
どうかみ恵みによって、その体と心を強め病に打ち勝たせてください。
そして、感染拡大が止まり、治療方法が一日も早く見つかりますように。
主イエス・キリストによってお願いいたします。アーメン」

 

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主にある兄弟姉妹の皆様へ2020.3.21(正)