2021年4月1日 神のおとずれ 「マイラ・エステバン姉支援室」より
皆様には、マイラさんとご家族のことを、常にお祈りに覚えていただき、本当にありがとうございます。
現在マイラ姉は、高松市内の療養病棟で、静養中です。
ご家族や看護師さんのお話によると、薄目を開けられる回数が転院当初より増えてきたそうです。ただし、意思の疎通ができるようになるかについては、非常に難しいという診断がなされています。
寝たきりのため、常に誤嚥性肺炎や血栓症のリスクと闘いながらの生活です。
医療費については、労災による支給が、先日確定しましたので、ひと安心です。
成年後見人について、家庭裁判所に申請中ですので、医療費以外の寝間着等の諸費については、マイラさん個人の口座からの支払いが可能になるまで、募金から立て替え払いをさせていただきます。
叔母さんのエレナさんは二月十六日に帰国されましたが、妹のレアさんは滞在ビザの延長が認められましたので、彼女が五月までは滞在され、後見人と共に、今後の医療計画を立てていく予定です。
帰国に向けての準備もフィリピン領事館が始められました。しかし、運賃の問題もさることながら、コロナ禍や航空機利用による気圧の変化が、安全な転院の重い課題になって、なかなか前に進みません。支援室も女性室員の増員を行い、出来る限りの支援を継続しようと思いますので、今後もご加祷いただければ、幸いです。
(支援室・司祭 上原信幸)