「新型コロナウイルス対策」第11信 教区自粛基準とガイドラインの徹底

日本聖公会神戸教区

信徒・教役者の皆さまへ

「教区自粛基準とガイドラインの徹底」第11信

                    2022年1月21日

神戸教区主教 オーガスチン小林尚明

主の平和が皆さまの上にありますようにお祈りいたします。

コロナウイルス感染症デルタ株・オミクロン株の第6波が急激に全国的に広まり、収束の見通しもたたない状況です。

1月18日(火)に行われた新型コロナウイルス感染症対策室会議では、神戸教区「教会活動の自粛基準」と「ガイドライン」の教区内各教会での徹底の必要性を再確認いたしました。特に礼拝での聖歌の使用、昨年末の一時期、各教会の判断に委ねましたが、空気感染に近いといわれるほど感染力の強い状況下では聖歌の自粛を再度徹底していただきたいと思います。また、聖歌以外についても安易に判断せず教区の定める基準とガイドラインの遵守をお願いいたします。尚、教役者と家族が濃厚接触者に該当した場合の指針については、別途示します。

教区内各教会では、礼拝に際してマスクの着用、手指消毒、距離をとることはもちろん、様々な工夫で感染防止対策を講じられておられることと思います。昨年、神戸大学大学院医学研究科教授の岩田健太郎教授からいただきましたご意見でも、「三密を避け、感染防止の徹底が大切」とありました。「オミクロン株は感染力が強いが、重症化しにくい」と言われていますが、各教会には疾患を持つ高齢者の方やワクチンが打てない子どもたちがおられますので、教会での感染防止は大変重要です。

感染に十分注意しつつ、私たちクリスチャンの命である礼拝を大切に守っていただきたいと願います。信徒及びそのご家族の皆さまに感染者が出た場合、至急教会にお知らせください。そして、牧師は信徒・教役者に感染者が出た場合、教区へ直ちに連絡してください。対応を協議して指示を出します。よろしくお願いします。 コロナウイルス感染のため逝去された方々の魂の平安を祈るとともに、この社会を支える為、献身的に奉仕くださっている全ての方々に、神様からの導きと励まし、祝福をお祈りいたします。

*主教教書は、信徒および教職者の方々への大切なお知らせです。掲示や配布などをお願いいたします。

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新型コロナウイルス感染防止対策第11信

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教会活動自粛基準

新型コロナウイルス感染症防止対策ガイドライン