オーガスチンのまなざし 神のおとずれ2022年6月号より
『ランベス会議開催』
2020年夏に予定されていた第16回会議がコロナ禍のため、21年に延期され、すぐに22年に再延期されていました。
それが今年になり、再登録を促すメールが届いていました。しかし、本当に開催されるの?という半信半疑な気持ちでした、そこへ正式な案内書とジャスティン・ウィルビー・カンタベリー大主教のお手紙が届きました。そのお手紙の中、大主教は今回の会議の目的を「(ウクライナ紛争やコロナ禍、食糧問題など)重大な課題のある中、私たちはこの機会を利用し祈りを捧げるとともに、今後10年の間のアングリカン・コミュニオンがいかにして希望と福音を共有できるかについて話し合いが出来ることを心から願います」と説明されています。
今回の会議は、7月26日(火)から8月8日(月)まで、英国南東部のカンタベリーにあるケント大学を会場に行われます。
会議のテーマは「神様の世界のための神様の教会(God’s church for God’s world)」です。
全世界の聖公会165ヶ国から700名以上の主教が集まります。
会議前のリトリート、開会礼拝と閉会礼拝は、カンタベリー大聖堂で行われます。
毎日のプログラムは、礼拝の後、今回の会議のために大主教が選ばれた「ペテロの手紙Ⅰ」の学びからスタートです。この手紙は、教会の関心を外の世界、宣教に向けさせ、教会をこの世界を変革させる働きに招く、と説明されています。
(神戸教区主教)