オーガスチンのまなざし 神のおとずれ2022年10月より

『日本聖公会宣教協議会 ぶどうの枝協議会』

8月22日(月)~23日(火)まで、東京教区インマヌエル新生教会を会場に行われました。出席者は約40名。

この協議会は、来年11月山梨県清里で行われる3泊4日の本番に向けてプログラムを詰めるために行われたものです。詳しい内容は、実行委員会から後日報告がなされると思います。若い優秀な実行委員さんたちが、会を進めている姿を見て、聖公会の将来に明るい光を見た思いでした。

本番の協議会には、サブタイトルとして「隣人(となりびと)」というキーワードが加えられ、「あなたは誰の隣人になりますか」という問いかけを大切にしています。「隣人になる」ということで、思い出すのは、先日、英国で行われたランベス会議のまとめとして、カンタベリー大主教が、最後の講演の中で、「愛の奉仕によって人々の必要に応答すること」について、語られていました。「私たちがお世話をするのは、利益のためでもなく、伝道上の利点のためでもなく、ただ私たちがお世話をする人々が、キリストがそのために死なれた人々であり、その人たちは限りなく尊い存在であるからです。」と。

この文章の全体もお読みいただきたいのですが、隣人を愛する、という時、なぜ隣人を愛するのか、奉仕するのか、明確に説明されています。

若い実行委員さんたちに頑張っていただき、実り多い宣教協議会になりますように、私も祈りますし、お祈りをお願いします。

(神戸教区主教)