オーガスチンのまなざし 神のおとずれ2023年2月号より

『日曜学校礼拝奉仕』

昨年12月24日(土)、午後2時から大聖堂の日曜学校のクリスマス礼拝が行われ、司式とお話を担当しました。

『今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった』という聖句を選び、「イエス様のお生まれ」というタイトルの紙芝居を使いました。ローマの兵隊の命令やベツレヘムへの旅、宿屋に部屋がなく、家畜小屋での主産、羊飼いへのみ告げと礼拝です。

コロナのために三年ぶりということでスタッフの皆さんも準備万端。沢山の子どもたちや保護者のみなさんが集まってくださっていました。

一通り、紙芝居を使ってお話した後、「イエス様がどうして救い主なの?」という問いかけを子どもたちにしてみました。「神様の独り子だから」という返事を聞いて、「なるほどね。そうだよね」と相槌を打った後で、「イエス様は大きくなって、神様のお話をして下さって、聞いた人たちが、心が温かくなって、神様に愛されているんだと思えるから」と説明しました。そして、「そうですか?」という私の問いに、スタッフの方が、打ち合わせ通り、「その通り!」と二人が答えてくださり、よい雰囲気になりました。そして、「みんなもミカエル教会に来て、いっぱいイエス様のお話を聞いてくださいね」と伝えました。

『子供たちをわたしのところに来させなさい(マルコ10章14節)』とイエス様が言われています。子どもたちは教会の宝であり、希望です。イエス様のお話をていねいにしていきたいものです。

(神戸教区主教)