「新型コロナウイルス対策」第13信 教区「教会活動の自粛基準」の改訂

日本聖公会神戸教区

信徒・教役者の皆さまへ

「教区自粛基準とガイドラインの徹底」第13信

                    2023年3月3日

神戸教区主教 オーガスチン小林尚明

主の平和が皆さまの上にありますようにお祈りいたします。

 日本政府は、この度コロナ感染症対策の「マスクの着用」に関して3月13日(月)から個人の判断に委ねることを基本としました。

 この政府の指針を受け、神戸教区新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策室では協議を行い、下記の指針と「教会活動の自粛基準」の改訂案を策定しました。それらを教区常置委員会も承認しましたので、下記の指針について神戸教区内各教会の皆様にお知らせします。

  • マスクの着用については日本政府の指針を踏まえて、各教会で判断・実施してください。
  • 教区の自粛基準を教会判断の参考としてください。
     別紙「教会活動の自粛基準(改訂版)」2023.2.20
  • 今後も、礼拝や集会での感染対策は行ってください。
  • コロナ感染症などで教会が必要と思われる重大な事項があれば、牧師は教会委員会に諮り、教区主教と相談してください。

 今回の「教会活動の自粛基準(改訂版)」の改正点は、政府が発表した「マスクの着用」についての指針と5月8日(月)から新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の感染症法上の位置づけが現在の2類から5類に移行されることに伴い、新たにフェーズを設定しました。教会での礼拝や集会は密集しますし、高齢者の方々が多く集まりますので、マスクの着用などの感染防止対策のお願いは継続されることをお勧めします。

 統計上では新規感染者数もだいぶ減少してきていますが、収束にはまだ時間がかかりそうです。信徒の皆さまのご理解とご協力をお願いします。

 大斎節に入る前、私たちは山上でのイエス様の変容の記事を学びました。その中で「これはわたしの愛する子、私の心に適う者。これに聞け(マタイ17:5)」という父なる神様の声を聞きました。大斎節は、信仰の克己・修練の時です。それと同時に、普段以上にイエス様の声に耳を傾けることを私は大切にしています。主日ごとの福音に耳を傾け、喜びの復活日(4月9日)を目指して進んで行きたいと思います。

皆さまの上に神様の豊かな導きと祝福がありますようにお祈りいたします。

栄光在主