オーガスチンのまなざし 神のおとずれ2023年7月号より

『西日本宣教協働区がおもしろい』

最近、神のおとずれや教区の事務所だよりに「西日本宣教協働区」という言葉をよく見るよういなりました。

これは、2020年10月に行われた日本聖公会で「日本聖公会を3つの宣教協働区に分け、各協働区に宣教委員会を設け、区内の運営、宣教・牧会などについて協働を推進し、教区再編に向けての、教区主教を持たない管理主教のもと「伝道教区」という過渡期的な共同体」が承認されたことによります。私たちの神戸教区は、沖縄教区、九州教区と共に、西日本宣教協働区として、活動しています。

昨年から行われている沖縄慰霊の日の礼拝、広島原爆逝去者記念聖餐式、長崎原爆記念礼拝の三つの礼拝を一枚のポスターに案内しています。そして、今年から広島。長崎の礼拝に三人の主教が集まれることになりました。

また、オンラインによる「祈りのつどい(夕の祈り)」が順調に進められています。3月に一度練習をして、4月14日、5月16日、6月16日と行われました。

最初は、オンラインで祈ってもどうなんだろう?と少々懐疑的でしたが、皆さんと共にお祈りをしてみると、なんだか幸せな気持ちになってきました。実に不思議な感覚です。内容は主教の挨拶、担当教区の一つの教会を紹介、詩篇、聖書の朗読、そして、一緒にお祈りを捧げました。次回は7月11日(火)九州教区の担当です。参加の方法など教役者にお尋ねくださり、ぜひ、参加・体験ください。

(神戸教区主教)