主よ、わたしたちは主に寄らなければ、何一つ良いことはできません。
どうか、主に従い、み心にかなうように生き、常に正しいことを思い、
また行うことができますように、
主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン
エゼキエル書第2章1節から
彼はわたしに言われた。
「人の子よ、自分の足で立て。わたしはあなたに命じる。」
彼がわたしに語り始めたとき、霊がわたしの中に入り、わたしを自分の足で立たせた。
わたしは語りかける者に耳を傾けた。
主は言われた。
「人の子よ、わたしはあなたを、イスラエルの人々、わたしに逆らった反逆の民に遣わす。
彼らは、その先祖たちと同様わたしに背いて、今日この日に至っている。
恥知らずで、強情な人々のもとに、わたしはあなたを遣わす。
彼らに言いなさい、主なる神はこう言われる、と。
彼らが聞き入れようと、また、反逆の家なのだから拒もうとも、彼らは自分たちの間に預言者がいたことを知るであろう。
人の子よ、あなたはあざみと茨に押しつけられ、蠍の上に座らされても、彼らを恐れてはならない。
またその言葉を恐れてはならない。
彼らが反逆の家だからといって、彼らの言葉を恐れ、彼らの前にたじろいではならない。
たとえ彼らが聞き入れようと拒もうと、あなたはわたしの言葉を語らなければならない。
彼らは反逆の家なのだ。
1, 神よ、わたしは目を上げてあなたを仰ぐ‖ あなたのみ住まいは天にある
2, 主人の手に目を注ぐ僕のように、女主人の手に目を注ぐ女奴隷のように‖ わたしたちの神、主を仰ぎ、その憐れみを待ち望む
3, わたしたちに憐れみを、主よ、憐れみをお与えください‖ わたしたちはさげすみを耐え忍ぶ
4, わたしたちの魂はおごり暮らす者のあざけりと‖ 高ぶる者のさげすみを耐え忍ぶ
使徒書 コリントの信徒への手紙二 第12章2節から
わたしは、キリストに結ばれていた一人の人を知っていますが、その人は十四年前、第三の天にまで引き上げられたのです。
体のままか、体を離れてかは知りません。神がご存じです。
わたしはそのような人を知っています。
体のままか、体を離れてかは知りません。神がご存じです。
彼は楽園にまで引き上げられ、人が口にするのを許されない、言い表しえない言葉を耳にしたのです。
このような人のことをわたしは誇りましょう。しかし、自分自身については、弱さ以外には誇るつもりはありません。
仮にわたしが誇る気になったとしても、真実を語るのだから、愚か者にはならないでしょう。だが、誇るまい。
わたしのことを見たり、わたしから話を聞いたりする以上に、わたしを過大評価する人がいるかもしれないし、また、あの啓示された事があまりにもすばらしいからです。
それで、そのために思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。
それは、思い上がらないように、わたしを痛めつけるために、サタンから送られた使いです。
この使いについて、離れ去らせてくださるように、わたしは三度主に願いました。
すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。
だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。
それゆえ、わたしは弱さ、侮辱、窮乏、迫害、そして行き詰まりの状態にあっても、キリストのために満足しています。
なぜなら、わたしは弱いときにこそ強いからです。
マルコによる福音書 第6章1節から
イエスはそこを去って故郷にお帰りになったが、弟子たちも従った。
安息日になったので、イエスは会堂で教え始められた。多くの人々はそれを聞いて、驚いて言った。
「この人は、このようなことをどこから得たのだろう。この人が授かった知恵と、その手で行われるこのような奇跡はいったい何か。
この人は、大工ではないか。マリアの息子で、ヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟ではないか。
姉妹たちは、ここで我々と一緒に住んでいるではないか。」
このように、人々はイエスにつまずいた。
イエスは、「預言者が敬われないのは、自分の故郷、親戚や家族の間だけである」と言われた。
そこでは、ごくわずかの病人に手を置いていやされただけで、そのほかは何も奇跡を行うことがおできにならなかった。
そして、人々の不信仰に驚かれた。
それから、イエスは付近の村を巡り歩いてお教えになった。