主よ、教会はただ主の助けによってのみ健全に立つことができます。
どうか絶えることのない助けをもって主の教会を清め守り、
恵みと力によっていつまでも堅く保ってください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン
ヨシュア記第24章1節から
ヨシュアは、イスラエルの全部族をシケムに集め、イスラエルの長老、長、裁判人、役人を呼び寄せた。
彼らが神の御前に進み出ると、ヨシュアは民全員に告げた。
「あなたたちはだから、主を畏れ、真心を込め真実をもって彼に仕え、
あなたたちの先祖が川の向こう側やエジプトで仕えていた神々を除き去って、主に仕えなさい。
もし主に仕えたくないというならば、川の向こう側にいたあなたたちの先祖が仕えていた神々でも、
あるいは今、あなたたちが住んでいる土地のアモリ人の神々でも、
仕えたいと思うものを、今日、自分で選びなさい。
ただし、わたしとわたしの家は主に仕えます。」
民は答えた。
「主を捨てて、ほかの神々に仕えることなど、するはずがありません。
わたしたちの神、主は、わたしたちとわたしたちの先祖を、奴隷にされていたエジプトの国から導き上り、
わたしたちの目の前で数々の大きな奇跡を行い、
わたしたちの行く先々で、またわたしたちが通って来たすべての民の中で、わたしたちを守ってくださった方です。
主はまた、この土地に住んでいたアモリ人をはじめ、すべての民をわたしたちのために追い払ってくださいました。
わたしたちも主に仕えます。この方こそ、わたしたちの神です。」
ヨシュアはしかし、民に言った。
「あなたたちは主に仕えることができないであろう。
この方は聖なる神であり、熱情の神であって、あなたたちの背きと罪をお赦しにならないからである。
もし、あなたたちが主を捨てて外国の神々に仕えるなら、あなたたちを幸せにした後でも、
一転して災いをくだし、あなたたちを滅ぼし尽くされる。」
民がヨシュアに、「いいえ、わたしたちは主を礼拝します」と言うと、ヨシュアは民に言った。
「あなたたちが主を選び、主に仕えるということの証人はあなたたち自身である。」
彼らが、「そのとおり、わたしたちが証人です」と答えると、
「それではあなたたちのもとにある外国の神々を取り除き、イスラエルの神、主に心を傾けなさい」と勧めた。
民はヨシュアに答えた。
「わたしたちの神、主にわたしたちは仕え、その声に聞き従います。」
その日、ヨシュアはシケムで民と契約を結び、彼らのために掟と法とを定めた。
主の注がれる目は正しい人の上に‖ 神は彼らの叫びを聞かれる
主のみ顔は悪を行う者に向けられ‖ 彼らの名は地から消される
主は正しい人の叫びを聞き‖ 悩みの中から救ってくださる
主は悲しみ嘆く者の近くにおられ‖ 失意の人を支えられる
正しい人は悩みが多い‖ しかし主はすべての悩みから助け出される
神は彼らの骨をことごとく守り‖ その一つさえ砕かれることはない
正しい人を憎む者は罪に定められ‖ 悪人は悪で身を滅ぼす
主は神に仕える人を贖い‖ 主に寄り頼む者を滅びから救われる
使徒書 エフェソの信徒への手紙 第5章21節から
キリストに対する畏れをもって、互いに仕え合いなさい。
妻たちよ、主に仕えるように、自分の夫に仕えなさい。
キリストが教会の頭であり、自らその体の救い主であるように、夫は妻の頭だからです。
また、教会がキリストに仕えるように、妻もすべての面で夫に仕えるべきです。
夫たちよ、キリストが教会を愛し、教会のために御自分をお与えになったように、妻を愛しなさい。
キリストがそうなさったのは、言葉を伴う水の洗いによって、教会を清めて聖なるものとし、しみやしわやそのたぐいのものは何一つない、
聖なる、汚れのない、栄光に輝く教会を御自分の前に立たせるためでした。
そのように夫も、自分の体のように妻を愛さなくてはなりません。
妻を愛する人は、自分自身を愛しているのです。
わが身を憎んだ者は一人もおらず、かえって、キリストが教会になさったように、わが身を養い、いたわるものです。
わたしたちは、キリストの体の一部なのです。
「それゆえ、人は父と母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。」
この神秘は偉大です。
わたしは、キリストと教会について述べているのです。
いずれにせよ、あなたがたも、それぞれ、妻を自分のように愛しなさい。妻は夫を敬いなさい。
ヨハネによる福音書 第6章60節から
ところで、弟子たちの多くの者はこれを聞いて言った。
「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか。」
イエスは、弟子たちがこのことについてつぶやいているのに気づいて言われた。
「あなたがたはこのことにつまずくのか。
それでは、人の子がもといた所に上るのを見るならば・・・・・・。
命を与えるのは〝霊〟である。
肉は何の役にも立たない。
わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である。
しかし、あなたがたのうちには信じない者たちもいる。」
イエスは最初から、信じない者たちがだれであるか、また、御自分を裏切る者がだれであるかを知っておられたのである。
そして、言われた。
「こういうわけで、わたしはあなたがたに、『父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない』と言ったのだ。」
このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。
そこで、イエスは十二人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と言われた。
シモン・ペトロが答えた。
「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」