神よ、あなたに寄らなければわたしたちはみ心にかなうことができません。
どうか何事をするにも、聖霊によってわたしたちの心を治め、導いてください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン
イザヤ書第50章4節から
主なる神は、弟子としての舌をわたしに与え 疲れた人を励ますように 言葉を呼び覚ましてくださる。
朝ごとにわたしの耳を呼び覚まし 弟子として聞き従うようにしてくださる。
主なる神はわたしの耳を開かれた。
わたしは逆らわず、退かなかった。
打とうとする者には背中をまかせ ひげを抜こうとする者には頬をまかせた。
顔を隠さずに、嘲りと唾を受けた。
主なる神が助けてくださるから わたしはそれを嘲りとは思わない。
わたしは顔を硬い石のようにする。
わたしは知っている わたしが辱められることはない、と。
わたしの正しさを認める方は近くいます。
誰がわたしと共に争ってくれるのか われわれは共に立とう。
誰がわたしを訴えるのか わたしに向かって来るがよい。
見よ、主なる神が助けてくださる。
誰がわたしを罪に定めえよう。
見よ、彼らはすべて衣のように朽ち しみに食い尽くされるであろう。
1, わたしは神を愛する‖ 主はわたしの声、わたしの願いを聞き
2, 日々、祈り求めるわたしに‖ 耳を傾けてくださった
3, 死の縄目とよみの苦しみが迫り‖ 悩みと悲しみの中にあったとき
4, わたしは主の名を求めて叫んだ‖ 「主よ、わたしを助けてください」
5, 主は恵みと慈しみに満ち‖ わたしたちの神は憐れみ深い
6, 主は素朴な人の支え‖ わたしが衰えたとき救ってくださった
7, わたしの魂よ、平安に憩え‖ 主は恵みを注いでくださった
ヤコブの手紙 第2章1節から
わたしの兄弟たち、栄光に満ちた、わたしたちの主イエス・キリストを信じながら、人を分け隔てしてはなりません。
あなたがたの集まりに、金の指輪をはめた立派な身なりの人が入って来、また汚らしい服装の貧しい人も入って来るとします。
その立派な身なりの人に特別に目を留めて、「あなたは、こちらの席にお掛けください」と言い、
貧しい人には、「あなたは、そこに立っているか、わたしの足もとに座るかしていなさい」と言うなら、
あなたがたは、自分たちの中で差別をし、誤った考えに基づいて判断を下したことになるのではありませんか。
わたしの愛する兄弟たち、よく聞きなさい。
神は世の貧しい人たちをあえて選んで、信仰に富ませ、御自身を愛する者に約束された国を、受け継ぐ者となさったではありませんか。
もしあなたがたが、聖書に従って、
「隣人を自分のように愛しなさい」という最も尊い律法を実行しているのなら、それは結構なことです。
しかし、人を分け隔てするなら、あなたがたは罪を犯すことになり、律法によって違犯者と断定されます。
律法全体を守ったとしても、一つの点でおちどがあるなら、すべての点について有罪となるからです。
わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなければ、何の役に立つでしょうか。
そのような信仰が、彼を救うことができるでしょうか。
もし、兄弟あるいは姉妹が、着る物もなく、その日の食べ物にも事欠いているとき、
あなたがたのだれかが、彼らに、「安心して行きなさい。温まりなさい。満腹するまで食べなさい」と言うだけで、
体に必要なものを何一つ与えないなら、何の役に立つでしょう。
信仰もこれと同じです。行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだものです。
しかし、「あなたには信仰があり、わたしには行いがある」と言う人がいるかもしれません。
行いの伴わないあなたの信仰を見せなさい。そうすれば、わたしは行いによって、自分の信仰を見せましょう。
マルコによる福音書 第8章27節から
イエスは、弟子たちとフィリポ・カイサリア地方の方々の村にお出かけになった。
その途中、弟子たちに、「人々は、わたしのことを何者だと言っているか」と言われた。
弟子たちは言った。「『洗礼者ヨハネだ』と言っています。ほかに、『エリヤだ』と言う人も、『預言者の一人だ』と言う人もいます。」
そこでイエスがお尋ねになった。
「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」
ペトロが答えた。
「あなたは、メシアです。」
するとイエスは、御自分のことをだれにも話さないようにと弟子たちを戒められた。
それからイエスは、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちから排斥されて殺され、三日の後に復活することになっている、
と弟子たちに教え始められた。
しかも、そのことをはっきりとお話しになった。
すると、ペトロはイエスをわきへお連れして、いさめ始めた。
イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペトロを叱って言われた。
「サタン、引き下がれ。あなたは神のことを思わず、人間のことを思っている。」
それから、群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言われた。
「わたしの後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。
自分の命を救いたいと思う者は、それを失うが、わたしのため、また福音のために命を失う者は、それを救うのである。
人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。
自分の命を買い戻すのに、どんな代価を支払えようか。
神に背いたこの罪深い時代に、わたしとわたしの言葉を恥じる者は、
人の子もまた、父の栄光に輝いて聖なる天使たちと共に来るときに、その者を恥じる。」