永遠にいます全能の神よ、
あなたのみ旨は、王の王、主の主であるみ子にあって、あらゆるものを回復されることにあります。
どうかこの世の人々が、み恵みにより、み子の最も慈しみ深い支配のもとで、解放され、
また、ともに集められますように、
父と聖霊とともに一体であって世々に生き支配しておられる主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン
ダニエル書第7章9節から
なお見ていると、
王座が据えられ
「日の老いたる者」がそこに座した。
その衣は雪のように白く
その白髪は清らかな羊の毛のようであった。
その王座は燃える炎
その車輪は燃える火
その前から火の川が流れ出ていた。
幾千人が御前に仕え
幾万人が御前に立った。
裁き主は席に着き
巻物が繰り広げられた。
さて、その間にもこの角は尊大なことを語り続けていたが、ついにその獣は殺され、死体は破壊されて燃え盛る火に投げ込まれた。
他の獣は権力を奪われたが、それぞれの定めの時まで生かしておかれた。
夜の幻をなお見ていると、
見よ、「人の子」のような者が天の雲に乗り
「日の老いたる者」の前に来て、そのもとに進み
権威、威光、王権を受けた。
諸国、諸族、諸言語の民は皆、彼に仕え
彼の支配はとこしえに続き
その統治は滅びることがない。
1, 主は王となり、威光をまとわれ、偉大な力を身に帯びておられる‖ 世界は堅く立てられ、揺らぐことがない
2, あなたの王座は昔から据えられ‖ 永遠の初めから座しておられる
3, 主よ、潮の流れは声を上げる、潮の流れは叫ぶ‖ 潮の流れはどよめきの声を上げる
4, とどろく海、逆巻く波にまさり‖ いと高き所におられる主は力強い
5, あなたの言葉は変わることなく‖ あなたの家は尊い。主よ、とこしえに
ヨハネの黙示録 第1章1節から
イエス・キリストの黙示。
この黙示は、すぐにも起こるはずのことを、神がその僕たちに示すためキリストにお与えになり、
そして、キリストがその天使を送って僕ヨハネにお伝えになったものである。
ヨハネは、神の言葉とイエス・キリストの証し、すなわち、自分の見たすべてのことを証しした。
この預言の言葉を朗読する人と、これを聞いて、中に記されたことを守る人たちとは幸いである。時が迫っているからである。
ヨハネからアジア州にある七つの教会へ。
今おられ、かつておられ、やがて来られる方から、
また、玉座の前におられる七つの霊から、更に、証人、誠実な方、死者の中から最初に復活した方、
地上の王たちの支配者、イエス・キリストから恵みと平和があなたがたにあるように。
わたしたちを愛し、御自分の血によって罪から解放してくださった方に、
わたしたちを王とし、御自身の父である神に仕える祭司としてくださった方に、栄光と力が世々限りなくありますように、アーメン。
見よ、その方が雲に乗って来られる。
すべての人の目が彼を仰ぎ見る、
ことに、彼を突き刺した者どもは。
地上の諸民族は皆、彼のために嘆き悲しむ。
然り、アーメン。
神である主、今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」
ヨハネによる福音書 第18章31節から
ピラトが、「あなたたちが引き取って、自分たちの律法に従って裁け」と言うと、
ユダヤ人たちは、「わたしたちには、人を死刑にする権限がありません」と言った。
それは、御自分がどのような死を遂げるかを示そうとして、イエスの言われた言葉が実現するためであった。
そこで、ピラトはもう一度官邸に入り、イエスを呼び出して、「お前がユダヤ人の王なのか」と言った。
イエスはお答えになった。
「あなたは自分の考えで、そう言うのですか。それとも、ほかの者がわたしについて、あなたにそう言ったのですか。」
ピラトは言い返した。
「わたしはユダヤ人なのか。お前の同胞や祭司長たちが、お前をわたしに引き渡したのだ。いったい何をしたのか。」
イエスはお答えになった。
「わたしの国は、この世には属していない。もし、わたしの国がこの世に属していれば、わたしがユダヤ人に引き渡されないように、部下が戦ったことだろう。しかし、実際、わたしの国はこの世には属していない。」
そこでピラトが、「それでは、やはり王なのか」と言うと、イエスはお答えになった。
「わたしが王だとは、あなたが言っていることです。わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。真理に属する人は皆、わたしの声を聞く。」