永遠にいます全能の神よ、み子イエス・キリストは病気の人を癒し、健やかな命を回復されました。
憐れみをもってこの世の悩みを顧み、癒しのみ力によって、人々と国々を健全なものとしてください。
主イエス・キリストによってお願いいたします。
アーメン
エレミヤ書第一七章五節から
主はこう言われる。
呪われよ、人間に信頼し、肉なる者を頼みとし、その心が主を離れ去っている人は。
彼は荒れ地の裸の木。
恵みの雨を見ることなく、人の住めない不毛の地、炎暑の荒れ野を住まいとする。
祝福されよ、主に信頼する人は。主がその人のよりどころとなられる。
彼は水のほとりに植えられた木。
水路のほとりに根を張り、暑さが襲うのを見ることなく、その葉は青々としている。
干ばつの年にも憂いがなく、実を結ぶことをやめない。
人の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。誰がそれを知りえようか。
心を探り、そのはらわたを究めるのは、主なるわたしである。
それぞれの道、業の結ぶ実に従って報いる。
1, 幸せな人、それは神に逆らう者の謀りごとに歩まず‖ 罪人の道に立たず、あざける者とともに座らない人
2, 主のおきてを喜び‖ そのおきてを昼も夜も思う人
3, 流れのほとりに植えられた木のように‖ 時が来れば実を結び
4, 葉もしおれることがなく‖ この人は何をしてもすべては実る
5, 神に逆らう者はそうではなく‖ 風に飛ばされるもみ殻
6, 神に逆らう者は審きに耐えられず‖ 罪人は神に従う者の集いに耐えられない
7, 神に従う者の道は神に守られ‖ 神に逆らう者の道は滅びに至る
コリントの信徒への手紙一 第15章12節から
キリストは死者の中から復活した、と宣べ伝えられているのに、あなたがたの中のある者が、死者の復活などない、と言っているのはどういうわけですか。
死者の復活がなければ、キリストも復活しなかったはずです。
そして、キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です。
更に、わたしたちは神の偽証人とさえ見なされます。
なぜなら、もし、本当に死者が復活しないなら、復活しなかったはずのキリストを神が復活させたと言って、神に反して証しをしたことになるからです。
死者が復活しないのなら、キリストも復活しなかったはずです。
そして、キリストが復活しなかったのなら、あなたがたの信仰はむなしく、あなたがたは今もなお罪の中にあることになります。
そうだとすると、キリストを信じて眠りについた人々も滅んでしまったわけです。
この世の生活でキリストに望みをかけているだけだとすれば、わたしたちはすべての人の中で最も惨めな者です。
しかし、実際、キリストは死者の中から復活し、眠りについた人たちの初穂となられました。
ルカによる福音書 第6章17節から
イエスは彼らと一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。
大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、
また、ティルスやシドンの海岸地方から、イエスの教えを聞くため、また病気をいやしていただくために来ていた。
汚れた霊に悩まされていた人々もいやしていただいた。
群衆は皆、何とかしてイエスに触れようとした。
イエスから力が出て、すべての人の病気をいやしていたからである。
さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。
「貧しい人々は、幸いである、神の国はあなたがたのものである。
今飢えている人々は、幸いである、あなたがたは満たされる。
今泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。
人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである。
その日には、喜び踊りなさい。
天には大きな報いがある。
この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。
しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、あなたがたはもう慰めを受けている。
今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、あなたがたは飢えるようになる。
今笑っている人々は、不幸である、あなたがたは悲しみ泣くようになる。
すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」